寝不足の自覚がないのに眠い!?

寝付きもいいし、夜中に目が覚めることもない。いびきもかかないので睡眠時無呼吸症候群のような病気もない。それなのに、日中に眠くてしかたなく、気付くと居眠りをしてしまったり、仮眠のつもりがぐっすり昼寝をしてしまったり……。こうした症状があるときは、本人の自覚のない慢性的な睡眠不足が考えられます。睡眠不足によって日常生活に支障をきたし、3か月以上その症状が続いている場合を「睡眠不足症候群」といいます。
睡眠不足症候群の人は、常に睡眠時間が足りていないため、昼間の眠気が強く、頭痛や肩こりなどの体調不良も起こります。
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とくに午後から夕方にかけては気力が持たず、ぼんやりすることが多くなります。平日の睡眠時間が短い一方、休日には睡眠時間が長くなり、体調は一時的に良くなります。このように挙げていくと「自分も当てはまりそうだ」と感じる人もいるかもしれませんが、実際、残業が多かったり、遅くまでネットやゲームをしてしまう夜型の生活パターンの若者に多いタイプなのです。
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勤めや学校があると、朝は決まった時間に起きなくてはいけませんから、夜更かしをした分だけ睡眠時間を削ることになります。こういう生活パターンの人の多くは睡眠時間が6時間以下で、「私は短時間睡眠型なの」と思い込んでいます。しかし、実際には自分に必要な睡眠時間が取れていません。
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原因が思い当たらないのに体が重かったり、苛々したりぼんやりする、仕事がはかどらないなどの自覚がある場合、睡眠不足症候群を疑ってみましょう。

睡眠不足症候群の改善

睡眠不足が蓄積している状態を「睡眠負債」といいます。
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この負債を返済するためには、睡眠時間を確保するしかありません。もし深夜残業などでどうしても必要な睡眠時間を確保できない場合は、日中15分ほど仮眠を取るなど、少しでも負債を軽くするように努めましょう。夜更かしの習慣がついてしまい、なかなか寝付けない人は、睡眠専門医に相談して睡眠薬を処方してもらってもよいでしょう。
繰り返しになりますが、必要な睡眠時間には個人差があります。同じように残業をしたり飲み歩いている仲間が、翌朝スッキリした顔で出社していたとしても、「あの人が平気なら自分も頑張らなくては」と考える必要はありません。長く眠ることは怠けることとは違います。自分に合った睡眠時間を確保して、勉強や仕事の効率が上がるなら、気にせずしっかり眠るようにしましょう。

 

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