朝早く目が覚める「早朝覚醒」

朝早く目が覚めてしまい、そのまま眠れないケースを「早朝覚醒」と言います。先述のとおり、老年期に入ると人は自然に早く目覚めるようになりますが、世代にかかわらずまず疑われるのは、うつ病です。早朝覚醒に伴って、気分や意欲の落ち込み、身だしなみへの興味がなくなるなどの症状があれば、心療内科や神経科の診察を受けましょう。また、睡眠専門医の多くは、精神科の診療も行うことができますので、いきなり心療内科へ行くのに抵抗がある人は、睡眠外来をまず受診するとよいでしょう。うつ症状や早朝覚醒は、適切な投薬治療で改善します。
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メラトニン分泌のコントロール

もし、寝付く時間が早いために朝の目覚めが早くなっている人は、「睡眠相前進症候群(ASPS)」の可能性があります。夜の22時ごろには眠くて起きていられなくなり、朝は夜明け前に目覚めてしまうようなタイプです。ちなみに、逆に宵っ張りで昼頃まで寝ているタイプは「 睡眠相後退症候群」といい、若者に多いのですが、睡眠相前進症候群のほうは40代ごろから現れやすくなります。
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加齢によって目覚めが早まるのは、誰にでも起こる自然な現象です。しかし、早朝覚醒で日常生活に支障が出るような場合には、やはり対策を考えなくてはいけません。
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朝早く目覚めれば、それだけ通常より早く睡眠物質のメラトニンが溜まっていきます。入眠時間を後退させるためには、体内時計を調節し、睡眠物質の分泌をコントロールしなくてはいけません。体内時計は目から入ってくる光でセットされますので、朝早く目が覚めてもすぐにカーテンを開けて陽光を浴びず、遮光カーテンを閉めたままにして1〜2時間床の中でのんびりしましょう。もし外に出る場合は、サングラスをして強い陽光を避けるのも一つの方法です。
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入眠障害や中途覚醒の症状もあり、朝も早く目が覚めてしまうという場合は、まず病気やストレスを疑い、寝室の環境などもチェックしましょう。

 

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