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脚のむずむずが止まらない!
ベッドに入って安静にし、眠ろうとすると、膝やふくらはぎ、足の裏などが形容しがたい不快感に襲われ、なかなか寝付けないという症状があります。一般に「むずむず脚症候群」と呼ばれ、近年よくテレビなどで聞かれるようになった症状ですが、古くから医学的に認知はされており、「レストレスレッグス症候群(RLS)」や「下肢静止不能症候群」とも言われます。
これらの名称が示す通り、主に膝から下の脚の末端に「むずむず」「ジンジン」「ちくちく痛い」「何かが這い回っているような」強烈な不快感を感じ、脚をじっとしていられなくなります。脚をジタバタと動かすと異常感覚は治まりますが、静止するとまた現れるため、不快さから逃れるためにひっきりなしに脚を動かすことになり、結果として睡眠不足に陥ってしまいます。
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症状名のイメージとは違い、とてもつらい症状で、睡眠障害と過度のストレスから重いうつ病を患うケースもあります。
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まだ謎の多いむずむず脚症候群
むずむず脚症候群はまだ認知度が低いため、日本でどのくらいの人が症状を抱えているのかも把握できていません。
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正確な原因も分かっていませんが、これまでの研究では、神経伝達物質であるドーパミンの機能低下や、鉄分の不足による代謝の異常、末梢神経の異常、遺伝的な要素などが考えられています。また、妊娠や腎不全による人工透析、ヘルニアなどの脊髄の病気、通風、関節リウマチなどの上に発症する二次性のものもあります。発症するのは若い女性に多く、ほとんどが夜間に脚部に出現しますが、重症の場合は日中、腕や背中にも異常感覚が起こるため、日常生活に支障をきたします。
発症している人のほとんどが治療を受けていないのが現状ですが、病院にかかろうと思っても、どの科を受診すればよいのか分かりにくい症状です。睡眠の専門医でないと異常が発見できなかったり、寝付きを良くするために睡眠導入薬や抗うつ薬が処方され、かえって症状を悪化させてしまう場合もあります。病院にかかるときは、睡眠の専門医を訪れるようにしましょう。
むずむず脚症候群の治療では、鉄分が不足していれば補給し、過度の嗜好品を避けるなどの生活改善を行います。鍼灸や漢方薬などの東洋医学的アプローチや、脚のマッサージ、ストレッチなども効果的です。症状が重い場合には、パーキンソン病の治療に使うドーパミン受容体刺激薬、抗てんかん薬のリボトリールなどが処方されることがあります。
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